体操教室での質問・膝の痛み
2021/08/31
体操教室での質問・膝の痛み
こんにちは!
昨日は楽に動くコツ研究会の太極拳を使った体操教室、
通称:ラッコ太極拳体操教室の日でした。
そこでこんなご質問を受けたのでシェアしたいと思います。
「教室の他にカーブスにもいっていて、そこでもこちら(ラッコ太極拳体操教室)と同じように
指先の向きを指導されるので、自分なりにちゃんと意識して動いているのですが、
しばらくすると、膝が痛くなるんです。
何が間違っているのでしょうか?」
というご質問でした。
この場合2つのパターンを考えます。
一つはもともとの癖が強いタイプ。
例えばガニ股が板についていました。
その状態で痛みもありません。
そこへ、体操教室などの短時間でも、無理矢理関節の角度(向き)を矯正されます。
当然カラダは元に戻ろうと働き始めます。
(この場合は、痛みのないガニ股へ戻ろうとします。)
その回復の表れとして「痛み」でサインを送ってくるパターンです。
もう一つは本当に指先だけ変えようとするパターン。
運動指導させてもらっている側からすると「指の向きを変える」ことは目的ではありません。
指の向きをかえることで変わってくる他の関節の捻りだとか、筋肉の働きだとか、2次的な効果が目的です。
ですので、連動して良い状態の動きに変化しているかどうか?を確認しなくてはいけないパターンです。
今回の場合は前者のパターンでした。
ご本人も安心して練習に取り組むことができたようです。
運動を始めるとすぐにどこかが痛みをだす。
そんな方はまず
普段の動きと比べてみてください。
変化が大きいほど
良い動きに変えようとしても
それを元に戻そうとする力が働いてしまいます。
それを解消するのは
痛みの出ない範囲を時間をかけて広げていくことです。
挫けずに取り組みましょう!
それでは、また